十三夜

2007年冬瓜

今夜の「十三夜」はキレイに見えそうな気配。
写真は「冬瓜」、現在この地方で主流と思われる「緑の皮」と「白っぽい皮」のものを並べてみた。私が「茶懐石」を習い始めた○○年前に入手出来たのは、ほとんど「白」だったと記憶している。
柔らかな肉質の「緑」は味がのりやすく、包丁を入れる時も軽く切れる。そうしたことから「緑」が好まれて、流通していると思うが、使ってみると同じ「緑」でも肉質の違う物がある。
調理法と好みもあり、どちらが良いとは言い難い。地味な野菜だけれど、合わせる食材で様々に楽しめる。体を冷やさないよう生姜やスパイスと合わせたら、これからの季節も美味しく頂ける。
そういうことが伝えられる「野菜が主役」の講座をボチボチ始めたい。魚や肉の美味しさとは違った、体の調子を整えてくれる大切な存在。
早春の蕗の薹から始まり、筍、蕗、独活のほろ苦さで、冬の体が目覚める。夏野菜のビタミン類は、暑さから体を守ってくれるし、実りの秋の今は、頂きたい物ばかりで忙しいわね。
ここまで入力すると、N氏から「中国菓子」の差し入れ。お茶を誘うと「僕は今日、ポルシェだからコインパーキングに入らないの、またね〜」とサッサとお帰りになった。
ちょうど、ジャスミンティーを入れたところだったし、休憩しヨォ〜、また明日!