写真の右側３本はスーパーで売られている茄子、左半分３本は青果専門店で求めた茄子。どちらも一般的な「千両茄子」。
食料品だけでなく、他に多くの商品は量販店と専門店では取り扱う商品の品質が違うだろうし、購入する側は目的に応じて、どちらかを選択すれば良いと思う。
専門店は品質を重視して商品を揃えているし、量販店は求めやすく安定した価格で集客する。消費者は自分が求める商品が揃う店を信頼して通う。
千種教室で使う食材は、ほぼ全て信頼する専門店で揃える為、安心して調理できる。時には入手困難な食材も、依頼すれば間に合わせてくれて有り難く思う。
先日「桂剥き」を練習した大根が甘くて美味しいと好評だった。早速、青果店担当者に「Ｍちゃん、あの大根、夏なのに甘くて好評だったわ、ありがとう、なんていう品種なの？」と尋ねると「あぁ、あれっ普通の大根だよッ」と若いＭちゃんは気負っていない。
最近のニュースで知った北海道北海道苫小牧市「ミートホープ」の、ＪＡＳ（日本農林規格）法違反の疑いがある商品流通。
何らかの改ざんは悪徳と思うが、消費者は日頃から価格と商品の成り立ちや、流通をある程度は知ろうとするべき。
これからも様々な商品の内容を吟味していこうと心した事件。ではまた来週！
