タコ

takako912005-11-08

今日の「茶懐石講座」は午前も夕刻も時間が長くなった。鯛をおろしてお造りと焼き物にした。お刺身用の活魚を焼き物にするのは、もったいないように思われるが、身がふんわりとして美味しい。その他はご飯とお味噌汁に焚合せの実習。
「旬の魚料理」講座では一尾を全てご自分で捌いて頂き、楽しみ方を何通りか提案する。仕上げた魚料理の味見程度はするが、試食しないで家庭に持ち帰っていただく。
茶懐石講座では魚以外の調理もあり、魚に掛ける時間は限られる。T嬢が煮魚を実習したいと仰っていたので、時間が長くなることは承知で「かぶと煮」も作った。その下処理の方法もきちんと実習したので、家庭で鯛を前にして困ることなく、十分に楽しんで頂けると思う。
試食の時間にお出しするよう用意した「タコ吸盤の酢の物」を忘れてしまった。写真がそれ、器は瀬戸の谷口松吉さんのお作。十年ほど前に求めたが、シンプルなデザインで料理が映える。
タコはいつもの魚店でK氏に勧められたもの。袋から取り出すと50センチ程の長さだった。今日の講座の合間に、タコのお刺身を三種に変化をつけて、吸盤を酢の物にした。その酢の物が特に美味しく仕上がったので、召し上がって頂こうと思ったのに忘れた。写真だけでゴメン!