蘇った懐中時計

我が家にあった古い懐中時計、今池の時計屋さんにオーバーホールと修理を依頼したら「古過ぎて部品が無くて、チョッと、うちでは無理だから、他を紹介しますね」と断られ、次は教えて下さった池下付近の時計屋さんへお願いした。
そして一ヶ月近く経った昨日、出来ましたと電話を受けて、今日の午後から引き取りに出掛けた。
とても親切に、取り扱い注意点の数々を説明するメモを付けて下さり、誠に有り難く、けれど内容の繊細さにタメ息が出るくらい。
具体的には「全舞は24時間もちません。全舞劣化防止の為、18〜20回くらいで巻き過ぎない。ゆっくり巻いて下さい」など。
そもそも、ゼンマイの漢字を知らなかった。文字盤は琺瑯、チェーンは真鍮とのことで、蓋の裏の菊の模様からすると戦前のもの、、、と色々教えて下さり、面白かった。
素晴らしい技術のお陰で、時計はカチカチと音を立てながら秒針を進めている。とにかく、そぉ〜っと扱うことになり、そうなると置時計だね。では、また明日!
`食`の講座  FLUSH http://www.gix.or.jp/~tea-fan/ http://www.facebook.com/takako91