蝉の音

兵六餅

今朝から四日市に出講し、午後に千種へ戻った。本日実習の「フルーツ・ティースカッシュ」より、中国緑茶・工芸茶「仙女散花」の茶葉が開く様子に関心が高かった。
紅茶・緑茶・烏龍茶、どんなお茶も、それぞれの個性を美味しく楽しめるが、美しい姿の工芸茶は、中国茶ならではの優雅な魅力があると思う。
先週末の土曜は講座を終えて、急いで片付け、壊れたらしいCDプレイヤーを買い替えに出掛けた。これまでのメーカーは、購入当初から故障があり、別のメーカを選んだ。
日曜に取り付け、いい音色に満足して帰宅すると、母が具合が悪いと横になっていた。月曜になっても体調は良くならず、休日診療が受けられる市内の病院へ連れて行ったところ、救急診療の紹介を受け、病院を変わった。
一軒目病院は、一部深刻な患者さん以外は、賑やかなお子様達が中心で、走り回り、お菓子を食べ、ジュースを飲み、アイスクリームを味わって受診を待っていた。
二軒目、救急診療の病院らしく、意識の無い方、点滴中の患者さん、突然嘔吐される方など、一軒目と雰囲気が全く違った。
どちらも待たされる時間が長く、久し振りの病院を、しみじみと見せて頂き、医療の現場は激務と思えた。
今日も母は、末娘(妹)に付き添われて病院で検査を受けたはずだが、大した心配はないと思う。姉妹の中で一番母を頼っていると思われる妹は、昨日仕事を済ませた後、泣きそうな顔をして病院にやって来た。
親子共に歳を重ね、今後はどちらが健康を崩しても不思議は無い。
嬉しいこと良いこと、悪いこと辛いこと、両方あるから幸せの実感があるだろうね。病院から戻った夕方に、冷えたスイカを格別に美味しく味わった。
写真は病院の売店で見つけた懐かしい「兵六餅」と「ボンタンアメ」。
梅雨が明け、外は蝉の音が一層賑やか。さて講座が始まる、また明日!