家業の継承

五月ヶ瀬

今朝から四日市に出講し、午後千種に戻った。本日は大安で新月、良いことがありそうな気持ちで出掛け、学校に到着するとT先生にお会いすることが出来た。
ご自身の会社経営の上、業界の要職に付かれ、相変わらずお忙しいご様子。家業を継承する内容の話題から「本物はね、飽きないでしょ、時代が変わっても良いものは残るよ。ごまかしや過剰ではなく本物の仕事をしないかんよ」と仰った。
講演会の講師もなさるT先生の話術に引き込まれて伺っていると「女性の美しさも、そうでしょ?」と問われ「はぁ〜、老いに歯止めを効かそうとは思ってるんですけれど、、、」と、美しさを追求していない答えになった。
「本物」はシンプルであることが多く、良さを知って頂くには説明が必要と思う。様々な情報があり、価値観・選択手段の多い今の暮らしで「本物」を求めて、それを見極める力を、どれほどの方がお持ちなのだろうか。
「本物」の仕事を続けることは、強い志しと地味な作業の連続と思う。短い時間で貴重なご意見を拝聴した。
写真はK嬢の出張土産、先週土曜「大人の和食」講座の後に美味しく頂いた。ではまた明日!