手作り紅茶、失敗の巻き

手作り紅茶

本日のタイトル「手作り紅茶」と言っても、紅茶になり損なったようだ。
一昨日、水沢の茶業振興センターでお世話になり、摘ませて頂いた「茶葉」を23g持ち帰ってきた。その日、夕方に千種へ戻り、木曜の講座準備を済ませて帰宅した。
昨日の木曜12時に冷蔵庫から「茶葉」を取り出し「萎凋」を始めた。台風5号の影響で強風であった為、写真のようにザルを被せて重石を乗せた。
風通しの良いベランダに置き、始めの頃は軽く揉んだりチョロチョロ様子を見ていたが「季節の和食」講座の準備があり、夕刻にはすっかり忘れていた。
講座が終わり、片付けて帰宅する深夜「茶葉」は、良い具合にしんなり萎れていた。部屋に取り込み、予定どおりなら今朝「揉撚」し「乾燥」するつもりだった。
けれども「茶葉」に気が付いたのは、本日の20時だった。すっかり茶葉は、カサカサに乾き「揉撚」どころでは無い状態だった。
いちおう「乾燥」仕上げをしたが、紅茶に程遠い外観で美味しそうに見えない。未だ試飲をしていないが、残念な事になったよ〜な気がする。
小学1〜2年の夏に「蝉採り」を楽しんで、2匹を虫かごに入れ、大事に車内に置き、床屋に行った。散髪してもらい、車に戻ると「蝉」はカリカリに脱水状態で死んでいた。
子供の散髪だから30分足らずだったと思うが、真夏の車内は暑かっただろう、蝉には残酷なことをした。
今夜賑やかな「蝉の声」を聞き、カサカサの茶葉を見て「あ〜ぁ、ちょっと違うけれど、同じように残念」と思った。
では、また来週〜。