初夏から初秋の野菜

海老錦糸巻きと蕨

講座の食材準備の為に今朝、青果店へ行き「千石豆ある?」と尋ねると「うぅ〜ん、チョッと早いわ」との答え。
更に「それで、時期になったら仕入れるの?今じゃ不人気よねぇ、、、本当は美味しいのに、十六ささげだって、ねぇ!」と言えば「アンタも古いねぇ〜」と言われてしまう。
「同じくらいでしょ!」と切り返したものの、ちょっと昔の食材を使いたいのだから、古いって言われても仕方が無い。
初夏から初秋にかけて、様々な豆類が美味しい。空豆グリーンピースに始まって枝豆まで。エンドウは定番商品のように年中あるけれど、人気はスナップエンドウに代わっていると思う。
食材にも流行があり、戦後の昭和に貧しいけれど落ち着いた生活になり「料理教室」が出来始めたり、「茶懐石」を基に伝統行事や行事食を広く一般に伝えようと、料理人が真摯な活動をされた時代とは大きな差がある。
この差に、いつも悩む。家庭で作って頂く為には、簡単に入手出来る食材をなるべく使うべきだろうが、伝統野菜も知って欲しい。
ここまで、入力して時間切れ、講座が始まる、サヨウナラ〜。写真は先週「季節の和食」で実習した料理です。