今朝、鮮魚店に行くと「アサリ」があった。小ぶりでも、ふっくらして美味しそう。こういう時は「ひらめき」というと大げさだけれど「アサリの潮汁で素麺食べたい」と心でつぶやき、献立がパタパタ浮かんでくる。アサリに釘付けになりながら「一キロちょうだい」と注文した。
入梅時から夏を越して、新米が出揃う前までは、お米の味が少し落ちる。我が家では玄米で取り寄せ、炊く毎に小さな精米機で白米にする。そうすると米の鮮度が落ちにくく美味しいが、盛夏の食事は冷たい麺類が増える。
家族と私は暑くても食欲は落ちないが、食の進まない方に写真の素麺をお勧め！アサリの潮汁を少し醤油を効かせて冷まし、茹でて冷やした素麺にかける。あとは好みの夏野菜を添えてどうぞ。ダシ取りの手間も無く、アサリの旨味で美味しく頂けます。
それぞれの食材の個性が引き立って、サラリと美味しい。茶懐石じゃないれど今日の講座でお出ししようかな。
