続かない?トマトスープ

先週土曜は体験講座を終えて、片付け、待ち合わせの名古屋駅前に向かった。日頃、仕事でお世話になる方々との食事会に参加した。
参加の方々はアルコールと喫煙は控えめ、食べ物中心で、私には居心地が良かった。普段は話せない裏話や、情報が聞けて参考になった。
それと自分の思う以上に、他人の発言と行動をしっかり見ている方がいらっしゃることを知った。評価が公平で「狡さや甘え」を見逃さない方は責任感が強いように感じた。「狡さや甘え」を見抜いても相手を批判することなく、ご自分はきちんと大人の振る舞いをされる。そうした方々と一緒の会食は、心地よく時間が過ぎた。
一旦千種教室に戻って残務を処理し、帰宅すると両親はNHKの「チャングム」を見ていた。「毛蟹あるよ、食べる?」と誘ったが、見たいテレビ番組が始まると、居間から動かない母の「明日にするわ」の一言で、持ち越しとなった。
日曜の朝になっても蟹の手足は動き「サヨナラッ!」と言いながら鍋に入れて茹でた。いつもどおり母が最後まで食べていた。
父の友人が「トマトスープ」で痩せたと、母にレシピを渡して下さった。見ると3年ほど前にMA嬢が教えてくれた内容に似ていた。「これ、前に作ったけど我が家(父)に効果はなかったよ。作るのは面倒じゃないけど、ちゃんと真面目に続けるの?」と言うと、「あ〜ぁ、そうだったわ」と母は蟹足をベキッと折りながら答えた。
「だいたいね、家族の協力も必要よ」と昼食は、その「トマトスープ」を中心にオカズを用意した。遊びに来ていた妹は「こ〜んな暑い日に、熱いスープ!」と言ってもオカワリをした、母も私も。
肝心の父は他のオカズを食べた後に「トマトスープ」に手を付けていた。悪いけど、今回も続かないと思うよ。