抗議する権利と勇気

先日のWBAライトフライ級王座決定戦の判定に、TBS、日本プロボクシング協会協栄ジムに抗議の電話やメールが殺到しているらしい。
「判定に納得がいかない」とのこと。そぉかぁ〜、私には無い発想だった。テレビ放送で終盤の3ラウンドを見ただけで、それにプロボクシングの採点方法を知らない。プラチナチケットになった入場券も購入していない。
亀田興毅選手の判定勝ちの発表を「あぁ、そうなの良かったね」と思ったが、挑戦する姿に心を動かされたので、結果はどちらでも良かった。
報道によれば、元世界王者、ガッツ石松さんは「7点差でランダエタ」、輪島功一さんは「引き分け」と見た。浜田剛史さんは「審判がランダエタの右ジャブを(有効打と)評価したかどうかが判定が割れた理由」と解釈する。中盤の亀田選手のボディー攻撃を評価すれば、亀田選手の採点は見た目ほどひどくはなく、2〜3点差と接近していたと思う。とあった。
試合の見方で採点結果が変わるだろうし、水泳や陸上競技のように時間や距離を計った結果ではない。それに興行としての試合であり、一般人の意見を尊重しかねるように思う。
そんなことから、どこかに抗議する、とは考え付かなかった。
それよりも「岐阜県職員の裏金問題」ってなによ!!調査途中の報道で真相は明らかでないにしても「前任者から訳の分からないお金を引継いだ」って、ちゃんと訳を聞きなさいよっ!一部の現金をゴミに出したとか、焼却処分したなど。情けない判断ね。
県警が横領の可能性があるとして捜査中とのこと、その結果を見守りたい。私には、この問題の方が抗議に値するわね。