SAYURI

やっと今日が正月休みらしい一日だった。ゆっくり起きて午後から岐阜駅にあるTAKUMI工房へ出掛けた。木工家具を見るつもりが、思ったような展示ではなかった。それでも陶器、ガラス、銀、布のクラフトを見ることができた。
使いたい器は無かったが、ちょうど新年にふさわしい茄子の箸置きを見つけて求めた。サイズはやや大きいが、使い勝手は悪くなさそう。五木田淳子さんと仰る作家の作。
その後、名古屋駅で下車し、スピルバーグ監督の映画「SAYURI」を見た。アメリカ人の感性で芸者の世界と日本人を演出するとあのようになり、サッパリしていると思った。テンポが良くて、時間が早く感じた。
見終わって、南野陽子主演の「寒椿」を思い出した(古いけどね)。音響やカメラワークの表現が、それぞれの感性で面白く思う。「SAYURI」という繊細さを連想する邦題より「GEISHA」とストレートに言った方が、内容に合っている気がした。