家族との暮らし

10月からの日程調整や、マンション管理組合の臨時総会の準備など、8月は予想外に慌しかった。残りあと3日間になった。先週21日の日曜日から、昨日の28日まで連日帰宅が遅かったため、家族との会話が少ない。雰囲気が「しらーっ」としている。

今朝、台所で朝食を取っている両親に会うと、父はご飯を残して「昨日贅沢したから今朝はカロリーを控える」と言う。「贅沢って?何食べたの」と聞けば母が「うなぎを食べに出掛けたのよ」と言う。「昨日は特に美味しかった」と私に当て付けるように二人でうなづき合っている。まぁ夫婦なんだから当たり前なんだけど、二人で仲良く外食した話を続けていた。

休みの半分は自分の時間、他は家族の為の時間を持とうと思っている。若い頃は自分のことを優先していたが、両親も年老いてきたし、元気で一緒に過ごせる時間は限られてきたと感じている。普段は勝手をさせてもらっている分、休日は何か役に立ちたいと考えているが実行出来るときは少ない。

完熟トマトに野菜類と、牛肉に豚肉を昨日からコトコト煮込んだミートソースを昼食に食べた。肉類の脂は除いて作ったので、さらりとした味。秋刀魚の三枚卸を軽く加熱し、パスタにのせてミートソースをかける。新鮮な秋刀魚の身はふんわりして、ソースに絡むと何とも表現しがたい旨味が口いっぱいに広がる。脂を除いたソースは物足りなく感じるので、スパイスを効かせた。そのスパイス数種は時間とともに丸く調和していて満足な仕上がり。後は家族に持ち帰ろう。