開炉の茶事

開炉の焚合せ

茶懐石の料理教室ですが「茶事」「茶道」の話題にあまり及ばない、このブログ、変かもしれない。
写真は本日「茶懐石料理」講座の「焚合せ」珍しく講座中に、ササッと撮ってみた。実習後「頂きます!」と箸を取り、さぁ!と言うところで「撮影会」になってしまうのは好まない。
茶事の最中ではなく、料理教室だから「撮影会」になってもいいじゃないのと言われたら、そうだけれど利休さんの「夏は涼しく、冬あたたかに、茶は服のよきように」は、お茶道を嗜まれる方ならご存知の言葉。
茶懐石」も出来るだけ良い状態の料理を、お客様に提供する心配りが欲しい。どんなことも知識として知っていても実践できなければ、知らないのと同じくらいに感じる。
何かを身に付けようと思うなら、日常的に習慣づけて行えば良いと思う。いつも行っていないことを、特別な時にだけ上手にこなせる才能があれば別だけれど。
吟味した食材に時間と手間を掛けて調理したもの、タイミング良く温かい物は温かいうちに召し上がって頂きたい。「茶懐石」は本来、お客様をもてなす家庭料理、まず自分が良い状態の料理を知っていることが理想と思う。
以上の理由と、撮影されない方をお待たせしないよう、私自身は撮影しないが、ご参加の皆様はご自由にどうぞ。
「開炉」を意識した「焚合せ」美しい彩だったので写してみた。で、柚子について書きたいけれど時間切れ、夕刻の講座が始まる、サヨウナラ!また来週。