衣替えの季節

先週末に薄手の冬物衣料をタンスから出し、半袖の衣類はクリーニングに出した。
今朝は薄手のカシミアカーディガンを羽織って家を出た。鮮魚店青果店で「体験講座」の材料を調達し終えて、電車に乗ると蒸し暑かった。
着ているニットは、まだ早かったかなぁと隣の席の女性を見た。その方も暑いようで、何かのパンフレットでパタパタ扇いでいらっしゃった。
目が合い、隣だし、ニッコリ笑顔で頭を下げたら「臭うかしら、ごめんなさい」と仰った。何が臭うのか、分からずにいると「焼きたての餃子を買ってきましたのよ」と紙袋を指差された。
朝の10時前にどこで餃子が売られているのか、不思議だったが「はぁ、どぉも、臭いませんよ」と答えておいた。
60代後半に見える、その女性は更にパタパタされていた。風が吹くと臭うような気になったが、千種駅に到着したので下車した。
「アイスクリームを持っています」と聞けば涼しくなったかしらね、雨が降り出しそうだし、なんだか暑い車中だった。