茶懐石講座6月実習・煮物椀・鮎真薯

本日「茶懐石」講座は向付に水無月豆腐、煮物椀は鮎真薯、焼き物は鯵一塩焼き、焚合せに才巻海老・粟麩・揚げ出し茄子、箸洗いは針生姜、八寸に鮑醤油漬けと新蓮根梅酢漬けを実習してお楽しみ頂いた。
特に目新しい課題を盛り込んでいない代わりに、水無月豆腐は胡麻を炒るところから始め、ダシで溶かした本葛に細かな空気を含ませるように、時間を掛けて練り上げた。そのお陰でコクのある胡麻の風味と、滑らかな舌触りとのど越しを堪能した。
本葛と胡麻とダシ、わずかな塩と上白糖で調味したものが、火に掛ける手間だけで美味しくなり、丁寧さが伝わってくる幸せな一品だった。明日も順調に仕上がりますように。写真は鮎の焦げ具合が景色になった鮎真薯。
は皆様、お健やかに良い週末を!来週まで、ごきげんよう~。
新しいホームページもご覧下さい。https://flush91chakaiseki.jp/  
`食`の講座FLUSH http://www.gix.or.jp/~tea-fan/
人レッスン専用サイトhttp://fancy-ohita-8617.sadist.jp/