初夏の梅を漬ける頃に出回る新生姜は、とても柔らかで瑞々しく、そのまま食べても良いくらい辛みが優しい。
ちょうど今、秋に店頭で見掛ける新生姜は、やや黄色みを帯びた淡いピンク色をしていて、初夏の物よりシッカリした風味を感じる。ハウス栽培と路地の違い、生産地の特徴なのかもしれない。
どちらの季節も美味しくて、甘酢漬けや佃煮を作って常備すれば重宝すると思う。甘酢漬けは背の青い魚に良く合い、お造りや焼き魚に添えて、佃煮はご飯が進み、おにぎりの具材にも。
辛味成分で血流が良くなり、これから足元が冷える季節にジワジワと温まりそう。明後日「旬の野菜料理」講座で甘酢漬け、佃煮のいずれかを実習しますね、お楽しみに。写真は本日午後に焚いた佃煮。では、また明日！
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