道具は大切に、手入れして使いましょう。

今朝は青果店、昆布店他で講座食材を揃え、金物店で直径21㎝の片手鍋を新調した。長い間(20年)使った片手鍋の本体に目立った傷みは無く、木製の持ち手に緩みが出来たから買い替えたいと、金物店のご主人にお話しすると「持ち手は直せますよ」と、ネジ釘の固定方法を教えて下さった。
直したら新品が売れなくなるのに、いつも親切に対応して下さり、とても有難い。千種教室へ戻って早速、教わったように、持ち手に目打ちで穴をあけてから、ネジ釘を回し入れると正確で簡単だった。
古い手鍋は安全に使えるようになり、数が増え、得した気分になった。新しい物は米のとぎ汁を入れて火に掛け、アク取りをするように教わり、それは後日に試したい。
雪平鍋と呼ばれる注ぎ口の付いた、持ち手が木製の片手鍋、オシャレじゃないが使い易くて使用頻度は高い。持ち手が緩くなって心配がおありの方は、お尋ねくださいね。教わったようにお伝えします。
目打ちは鱧や鰻など細長い魚をまな板に固定する、先端の細い道具ですが、キリでも良いとのことでした。
明日「茶懐石講座」は、夏の浴衣会など楽しいお集まり向きの点心実習を予定しています。来年の夏に期待して準備しましょう。
写真は作り立てのオイルサーディン、明日にお味見するつもり。では、また明日!