楽しみながら上達したい魚料理

今朝の早い時間、というか、寝入りばなに「キスが揃いそうになく、その場合の代わりは何にしますか?」と、鮮魚店さんからメールがあり、暫くボーっとして「第一希望造り用イサキ、その次は生食用マサバ」と返信して、スウっと眠ると、明け方には「どうにかキスが揃いました」と連絡を下さった。
土用の丑の日でお忙しいところ、誠実に対応して下さることを頼もしく思い、お陰様で予定通りに実習出来た。
淡白なお味のキスは、梅肉と茗荷をのせて、大葉と白板昆布でくるりと巻けば、グッと旨味が増して酒の肴になる。他は揚げ物にして、殻をこじ開けた岩牡蠣は醤油タレでお楽しみ頂いた。
その他に用意しておいた〆鯖と椎茸旨煮、薄焼き卵、茗荷甘酢漬け、生姜甘酢漬けを使い、笹寿司に仕上げて頂いた。お昼のクラスは同じ食材をご自由に使われ、彩り良い棒寿司を作られた。
「旬の魚料理・応用」講座は慣れた方々がお集まりで、安定感ある実習になった。来月はモガレイまたはイワシのどちらかご希望を実習します。本日はお疲れ様でございました。
写真は濃厚な旨味の岩牡蠣、美味しゅうございました。では、また明日!