本日「茶懐石」講座は、お造りに鰈昆布〆、煮物椀は花帆立に蛇の目胡瓜を添えて、焼き物は焼き無花果に加減味噌、焚合せに鶏叩き寄せ・揚げ出し茄子・絹さや、お菜に冬瓜利休和え、箸洗いは南瓜の種、八寸は稚鮎大和煮と夏野菜寒天寄せを実習した。
このところの天候により入荷しない食材もあり、予定を変更したものもあったが、被災地の方々のご苦労を察すれば、申し訳ないほど充分だった。
講座はご自分でお茶事をなさる為の実習を心掛けており、前日からご用意されても劣化が目立たない料理などをお伝えするけれど、調理法には色んな工夫があり、通って下さる度に少しずつお気づき下されば何より嬉しく思う。
また別の機会に、日常生活のお役に立てるような作り置きできる常備菜を提案することも考えますね。
久し振りの花帆立、写真を撮るつもりが忘れてしまい、載せたのは先週末に銀座で買い求めた千疋屋のドライオレンジと、お茶屋さんの兎菓子。お天気良く今夜は新月見えそうです。では皆さま良い週末を！来週まで、ごきげんよう〜。
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